二人の師匠と対峙して、REINAの後楽園で迎えた10周年! 真琴はここまで大きくなりました!

興行日:2016/10/28

真琴がデビュー10周年の記念大会を10月28日の後楽園ホール大会で迎えた。その対戦相手は二人の師匠であるさくらえみとTAJIRIが務めた。真琴は今、プロレスラーとしての面だけでなく団体を引っ張るリーダーとしての立場もある。10周年記念大会は、11年目の真琴に求められるテーマが浮き彫りとなった。

”対人恐怖症レスラー“”引きこもりレスラー“とうたわれたデビュー戦、真琴は小学生のりほ(現・里歩)に敗退。その後も黒星を重ね続けた。3日でいなくなるのでは…と言う声もささやかれたりもしたが、デビュー後も試合を積み重ねた。あれから10年…。いま、真琴の到達地点はREINAのエースとして、今年デビューした茉莉、結奈、そして、この日デビューした泰里、花澄、チェスカを束ねる選手代表の立場だ。
10周年の対戦相手として選んだのはさくらえみ&TAJIRI組。
さくらは、真琴にとって、デビュー時の団体・我闘姑娘を率いていた生みの親、そしてTAJIRIは移籍先・SMASHをプロデュースしていた育ての親である。形は違えど、真琴はいま、当時のさくら、TAJIRIと同じように、団体を率いて、選手を育てる立場にある。
思い起こせば今年の3月25日、REINA後楽園では成宮真希が引退、朱里が離脱と言うピンチに巻き込まれた。8月には小波までもがフリーとなり、団体に残った選手は真琴と1月にデビューしたばかりの新人である茉莉、結奈のみ。選手層で言えば、もはや団体と呼べる規模ではなくなった。しかし、真琴は小波の離脱がきっかけとなり、「自分が新人たちの面倒をみないと…」「REINAをなんとかしないと…」という気持ちが芽生えたという。絶体絶命の状況が真琴の意識を変えた。
いま、真琴は5人の新人を教える立場にいる。さくらやTAJIRIから自分が教わったその指導法で、新人たちの面倒を見ている。
思い起こせばREINAという団体も波瀾万丈だった。エースである
堀田祐美子が団体創立から1年で解散を宣言。その後も、この日出場したTAKA率いるK-DOJOと提携したり、また、真琴と対峙したTAJIRI率いるWNCと合併したりしながらなんとか持ちこたえてきた6年目のシーズン。ここにきて、はじめて団体の純粋培養選手たちが生まれてきた。ようやくここにきて、初めて団体としての方向性が見えてきたのかもしれない。
真琴は言う。「これまでのREINAのイメージを変えたいなって。これまであまりいいイメージを持たれていない部分もあったと思うので、それを正して、いつか見返したいって思います。そしていつかきらきらと輝く団体にしたいです」
試合後、真琴はリングに上がり、10年間に対する感謝の気持ちを述べた。そして所属である選手たちをリングにあげると、新人たちとともに恒例の「がんばREINA―!」で締めくくった。真琴以外はキャリアのない選手ばかり。でも、だからこそ、未来を創ることができる。真琴はREINAを本気で変えようとしている。その未来をつくるために、いま選手を育て、リング上を盛り上げるべく奮闘している。
10年前、対人恐怖症で、ひきこもりで、3日でいなくなると言われた少女が、団体の発展へ責任感を持って立ち向かうプロレスラーとして立派に成長した。これから先、真琴が育てた選手がどう羽ばたいていくのか。真琴の10 年は個人としての歴史だった。しかし、11年目からは個人だけのものではない。REINAのエースとして、選手代表として、団体を率いていく、新たな真琴の歴史が始まる。

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