14年越しの頂点へ! 木村、古巣JWPの無差別をついに巻いた!

興行日:2016/10/09

木村の宣言通り、小会場と言える王子にてJWP無差別級戦は開催された。当日は主催者発表で135人(超満員札止め)。これまで無差別戦といえば、ほぼ後楽園のメインとして行われてきただけに異例中の異例。狭い場内には熱気と期待が渦巻いていた。木村は新人時代、JWPへ入門し、日向あずみが絶対王者として防衛していく姿を目の当たりにしてきた。それだけJWP無差別級の歴史と伝統は誰よりもよく知っている。王者に輝いた際、真っ先に口から飛び出したのは当時の状況だった。
「私がここでデビューした時、選手がもう5人とか6人しかいなくて…それでも夢を見れたのは、無差別王者の日向あずみさんがホントにカッコ良くて、最強で…だから未来があったかどうかわからないですけどやってこれて、今でもしんどい試合になればなるほど、ボリショイさんや日向さん、春山さん…先輩たちに教わった技術とか気持ち、心構え。私14年現役やりましたけど、ほとんど大きなケガもなくやってこれたのは、その時代を支えてくれたJWP…お客さん、関係者。もう今日だけ言わせてください。ありがとうございました!」と感謝の気持ちを、JWPのロゴが入ったリング上で述べる。
木村の戴冠により、娘の木村花が持つJWPジュニア&POP、そして木村響子&中森華子組はJWPタッグ王者であるためJWPのベルトは全て木村親子が保持するという快挙を打ち立てた。
敗れた中島は理マッチを要求するが、そこに割って入ったのが勝。「私は早く結果が出したいんだ。JWPのトップに立ちたいんだよ、そのベルトが欲しいんだよ! だから今すぐここでやれ!」とまくし立てると、
その気持ちを理解したのか木村も10・20浅草での防衛線を承諾。そして、中島には11・3後楽園での対戦を要求した。挑戦を受ける条件はルールを木村側からリクエストすることだという。その木村が持ち出すルールとははたして…。
改めてベルトを巻いた木村は「14年間…獲るまでかかったベルトだったので。たぶん人生の中でこれだけの想いを溜めることって、ないかもしれないですね。ホントに最後の最後、ギリギリですけど今日獲れて嬉しいです」と実感を噛みしめると、中島について「やっぱりあの世代ではダントツに強いし、野心もあって…すごい燃える相手でもあるし。でもやっぱり、ここからさらに先に行ってほしいんで。そのために限界まで…短いですけど壁となれる限りは壁になりたいです。中島に限らずもう全団体の若手の壁となって、最後の最後まで大きい壁として存在したいです」と引退までの存在意義を改めて示した。
まさかの王座転落となった中島は「負けっていうのはホントに…当然かもしれないけど頭になかったので。でも、勝ち逃げは許さないっていう気持ちですよね。11月3日、そこにベルトがあってもなくても木村響子に勝って…もう闘うことはないと思うので」とリベンジを決意した。10・20浅草では木村が勝と、その場で飛び込んできた美兎を下し、初防衛と2度目の防衛に成功。絶対王者として君臨していた日向あずみ、無差別戦を争った春山もリング上で祝福する場面も生まれた。こうして迎えた11・3後楽園。木村の要求したルールとはいったい…。

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