神取がデビュー30周年を達成 合言葉は「わっしょい!」

神取の30周年記念試合は同じLLPW所属としてともに支えてきた貴子をパートナーとして、その対抗軸には神取と同日、ジャパン女子旗揚げでデビューを迎えた関西、さらに全女VSLLPWの対抗戦でやりあい、名タッグパートナーにもなった堀田が着いた。
スペシャルリングアナであるSHOW-YAの寺田恵子さんのコールにより、各選手ごとに入場。ムード満点のなか神取と関西の先発でスタート。神取と関西のロックアップではじまるとリング上はなんとも言えない緊張感に包まれる。
神取は掌打を連打し、関西も蹴りで応戦。神取と関西はそれぞれが最後になるかもしれない戦いを楽しむかのように互いの持ち味を発揮。神取はっヘッドバットの連打からラリアットでカバーの体勢にはいるもこれは堀田がカット。
後半には神取と堀田の闘いも実現。
神取はマウントパンチで堀田の顔面を殴打すれば三角締めに移行を狙ったがこれは関西に阻止される。神取はナックルを連打し、さらにスリーパーを決めると、レフェリーストップとなりゴングを要請。神取が30周年記念試合を白星で飾った。
神取がマイクを握る。
「今日は私の30周年に忙しい中、ご来場いただきましてありがとうございました。今回の30周年は、あえて20周年を迎えた選手たちを集結させました。それは一人ひとりに歴史があってその歴史の上にプロレス界があることをもう一度、自分が改めて振り返った中で仲間がいたからこうして30周年が迎えられたと思っています。関西も12月には引退と言うことですごくさびしい話ですけど、でも今日は試合できてよかったです。各選手も、そして翔さんもありがとうございました。寺田の姉さんはいつも無理を言って、リングアナもやっていただきました。堀井さんも、ゲームはちょっと苦手なんですが、ありがとうございます。あゆみさんも、あこがれの時代を生きてきて、ありがとうございます。
七瀬様もほんとうにありがとうございます。こうしてリングの上で30周年を迎えられたのも、レスラー仲間のおかげだと思っています。最後、締めは、私はお祭りが好きで、わっしょいという言葉をかけたいと思います。このわっしょいと言う意味はみんなでひとつになって幸せを運ぼう、平和を願おう、そういう意味が込められています。それでは最後にご唱和お願いします」
最後は選手、ファンが一体となって「わっしょい」で締めくくった。
「もうありがたいの一言だね。こうしてきてくれて、支えてくれるファンの人だとか、選手もそうだし、歌ってくれた中村あゆみさんや愛川七瀬さんのみんなの力を借りながら生きてこれた感じかな」と試合後も満足げな表情を見せた神取。今大会の出場選手はキャリア20年以上と限定したことについては「その時代とともに生きてきた人間たちなので、やっぱり熱いものはあったけどね。それをメッセージとして送れたらいいなと思ってたから」とその理由を明かした。
東京ドームシティホールという大場所に豪華なゲスト陣という神取にしかできないスケール感での30周年。「挑戦こそが自分の中の人生のテーマ」という神取はこれからも我々を驚く仕掛けをしてくれるだろう。