続いては宝城と美闘による対談をお届けしよう。美闘の2016年は復帰から上り調子で駆け上がってきた。その復帰戦の相手となったのが宝城だ。かつては全力女子で同じユニットで活躍した両者がいま、タッグチームとして活動している。2017年はさらに進化したBY宝が見られそうだ。
撮影=土井一秀 取材=村山ペンギン 構成=泉井弘之介
――美闘さんが2016年4月に復帰を表明されて4年ぶりにリングに上がって来た時その時の気持ちから聞かせてください。
美闘 まず、私のこと知らないファン層が多くなってたなーって。入場曲が掛かってリングのとこまで歩いた瞬間に見たことない人がいっぱいと思って。でも、最前の方とかはだいたい知ってる人とかで。
宝城 そのとき泣いてましたよ。
美闘 そうですよね(笑)。私、知られてないけど、どうなるんだろうなと思って。でも、私がやりたいことは一つだったので、わかってもらえる人もいれば快く思わない人もいるし、お客さんも選手も多分いると思うんですけど。けど、どう変えていくかは自分がこれから示さなきゃいけないのかなという風に思いました。
――宝城さんはそういった決意のマイクをリング上で聞いていかかでしたか。