you can do it if you try d—!act.1 高橋奈七永が世界一にこだわる理由

高橋奈七永の目標は「世界一になること」だ。そのために格闘技大会ラウェイやSEIZAにも参戦。強い女への追及は怠らない。
また団体内での競争も活発になるなかで、奈七永はいまなにを考える?

取材オフショットはこちら:LADYS RING vol.12 オフショット:高橋奈七永

ーー奈七永選手は昨年デビュー20周年を迎えたのですが、21年目の目標として「世界一」っていうのを掲げていましたよね。具体的には「世界一強い女になる」と言ってました。普通にプロレスをやっていてもなかなか世間までは届かない。だから場合によっては異種格闘技みたいなことをやって世間に女子プロレスを届けたいと……。

奈七永 その通りになっているじゃないですか! 有言実行!

――奈七永選手がいきなり挑戦したのが、「世界一過激な格闘技」と言われるラウェイでした。実際、試合を見たときはなかなか衝撃的でしたが、いろいろな格闘技がある中でラウェイを選んだ理由はなんだったんですか。

奈七永 (昨年の)夏から異種格闘技戦みたいなことを意識して、格闘技の練習を取り入れていたので、いつでも行ける準備はしていたんです。それで11月にそういう話があって。

――最初が昨年12月のラウェイ・ミャンマー大会ですから、大会の1ヶ月前くらいにオファーされたんですね。

奈七永 最初はSEAdLINNNGのリングでやりたかったんです。でも、まずは「ミャンマーに来てやってください」ってことで。もうやるしかないというかやる以外の選択肢がなかったですね。

――とはいえ、グローブではなくバンテージを巻いただけの拳で顔面攻撃OKっていうルールですよね。もしかしたら選手生命に影響が出るくらいのケガをするかもしれない。まして敵地での試合ですよ。躊躇するというか、断るという選択肢はなかったんですか?

奈七永 この話をつないでくれた方が、たぶん余計な情報を私には入れないほうがいいと思ったんでしょうね。「相手は弱い」「絶対勝てる」、そういうことしか言わなかったんですけど、蓋を開けたら相手は負けたことがなくて、ずっと勝ち続けている選手だったんで(苦笑)。しかもタイトルマッチだってことも試合まで知らなかったくらい。

――えっ?

奈七永 勝ったら(勝利者賞の)メダルをもらえるんですけど、それと一緒にベルトが出てきて本当にビックリして(笑)。でも、もうプロレス20年やってきているんで、これ以上のものはないだろうなって思っているんで、そういう怖さとかはなかったです。

――さすがは全女出身ですね(笑)。

奈七永 全女っていうのは本当に戦場みたいなところだったので、プロレスルールとはいえ殺(や)るか殺られるかみたいな試合も経験しているので、それには本当に助けられたと思います。

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